「俺が確認しなくて
後悔した10項目」
チェックリスト
入店初日に渡された雇用契約書、ちゃんと読んで署名していますか?業界の8割の新人は「読まずに署名」している。けれど、退店時のトラブルの9割は、入店時の契約書に答えが書いてある。元歌舞伎町ホスト・在籍4年のホスメディAが、入店前に必ず書面で確認すべき10項目を整理した。
歌舞伎町でホストを始める時、入店初日に渡される書類は雇用契約書または労働条件通知書だ。業界の慣例として、新人の8割はこれを読まずに署名する。理由はシンプルで「店長が渡してくる紙だから問題ないだろう」と思うから。けれど、退店時に「違約金を払え」「引き抜き条項違反だ」「最終給与から罰金を引く」と揉める場合、その答えは入店時に署名した契約書の1ページに書いてある。読まなかった人が損をする構造だ。本記事は、ホスメディA自身が現役時代に「もっと早く知りたかった」と思った10項目を、契約書の中で必ず書面確認すべきポイントとして整理した。
なぜ「書面で確認」が必要なのか
口頭の説明は、後から証明できない。「店長は『罰金はない』と言ってた」「『売掛は店持ち』と聞いていた」——退店時にこれを主張しても、書面がなければ通らない。逆に、書面に書いてあれば、店側もそれに従わざるを得ない。日本の労働法において、書面で交付される労働条件通知書は労働基準法第15条の労働条件明示義務に基づく法的書類で、口頭の説明よりも強い効力を持つ。
「契約書を読みたい」と申し出ることに対して、難色を示す店は、その時点で警戒対象になる。新人を大切にする店は、契約書の説明に時間をかけることを嫌がらない。逆に「うちは紙にしてないから」「口頭で十分」と言う店は、書面化できない理由がある可能性が高い。
入 店 前 に 必 ず 書 面 で 確 認 す べ き 1 0 項 目
退店時のトラブルの9割は、
入店時の契約書1ページ に
答えが書いてある。
「契約書がない店」の対処法
ホスト業界の現実として、雇用契約書を交付しない店もまだ存在する。「うちは紙でやってない」「口頭で十分」と言う店だ。これに当たった時の対処は2択。
① 書面化を求める
労働基準法第15条により、使用者には労働条件を書面で交付する義務がある(一部はメール等の電子的方法でも可)。「労働条件通知書を書面で出してください」と申し出る権利が労働者にはある。これを拒否する店は、その時点で違法状態にある。
② その店を選ばない
書面化を拒否される店、または書面化を求めた瞬間に態度が変わる店は、入店してもトラブルになる確率が高い。同じ歌舞伎町でも、書面化されている店は確実に存在する。ホスメディの取材店一覧では、書面確認できた店だけを掲載している。
不安があったら、署名前に編集部へ
提示された雇用契約書・労働条件通知書の文言に不安があれば、ホスメディAのLINEに送ってもらえれば書面確認します。「この条項は普通なのか」「ここが気になる」だけでも構いません。署名前に第三者の目を入れることで、入店後のトラブルは大幅に減らせます。源氏名のままで構いません。
本記事について:本記事は、元歌舞伎町ホスト・在籍4年のホスメディAが、自身の現場経験および労働基準法・関連条例の公開情報をもとに執筆したものです。個別具体的な法律判断は弁護士にご相談ください。本記事に関する問い合わせ・情報提供は、ホスメディA(LINE @160tlzif)まで。
